コタツが来た当初の頃、ホップくんは、コタツという存在に慣れずどこか遠慮がちだった。
遠慮あふれる寝姿を見せるホップくん。どうなっているかというと、
コタツに入っている人間の腿に上半身だけ乗り上げて寝てる。
身は預けても、お尻は! お尻は床で寝てますゆえ!
本当は我もこのコタツなるものに入ってみたいでござるが…。
ご主人様がよしと言うまでは…。
たとえここで行き倒れても…! ここで…!
と思っているはずもないが、コタツがあたたかいものという認識を与えるべく、ひっぱりあげてコタツに入れてみた。
おお、ぬふぅ、これは…。
ぐう
コタツから半身出して寝るおじいちゃん犬のできあがりである。